弊社は独自のComputer Aided Design（コンピューターエイディドゥデザイン）略して、ＣＡＤ（キャド）という設計図面装置を用いてあらゆる物体の設計図面を手掛けています。
ものづくりには、必ず図面や設計、製図の知識から出発します。たとえば、感と質でものをつくる伝統職人も頭の中に無意識のうちに図面を思い描きそれを形にしています。
図面には大きく分けて２種類あり、2次元図面と3次元の図面があります。
我々はこの図面、設計、製図の知識を医療に貢献しています。
◆◆◆ ここから２Ｄ設計図面 ◆◆◆
◆◆◆ 脊髄損傷 オーダー車椅子設計 ◆◆◆
脊髄損傷の方の車椅子です。前座高と後座高の高低差が8センチ程ついています。あまり高低差を付けると骨盤の後傾が起こり、腰痛や肩甲骨周囲の筋群の過緊張を誘発してしまいますが、アクティブに使いたいとのご本人の強い要望により、アウトドア仕様に設計しています.
◆◆◆座位保持装置の装着用木製フレーム ◆◆◆
木製フレームの上に、オーダーメイドの座位保持装置用クッション（シーティング）を置いて完成です。
◆◆◆ 脳梗塞片麻痺用車椅子 ◆◆◆
片手、片足の方用の車椅子です。シーティングクッションを装着するため、やや低層型でアームサポートを高めに設計しています
◆◆◆ 脳性小児麻痺 車椅子 オーダーメイド ◆◆◆
全身をホールド＆モールドさせ、異常筋緊張のコントロールを行う座位保持装置です。作業療法士という国家資格者が設計図面を実際に引いています
◆◆◆ 認知行動学 訓練機器オーダー依頼の受注設計 ◆◆◆
welHANDS medicalのものづくりはエビデンスに基づいて業務を行います。このため、様々な学術団体からの訓練機器の受注を受けています
◆◆◆ サンディングボードの設計図面 ◆◆◆
リハビリでおなじみのサンディングボードです。訓練の目的やプログラムの内容などご要望を聞いて様々な形にアレンジできます。
◆◆◆ シャワーチェアのフルオーダーメイド図面 ◆◆◆
脳性小児まひのお子さんと楽しく入浴がしたいとのご要望で、アームサポートが直角に可変し、浴槽の縁に橋渡しできる入浴用椅子を設計しました。背もたれも可変し、背中が洗いやすく、低層型で床面へもすべり台のように誘導してくれる、お風呂場が遊園地のようになる椅子空間です
◆◆◆ ここから３Ｄ設計図面 ◆◆◆
2次元の図面だけではイメージしきれないときは、３Ｄ図面で設計します。
次からは３Ｄの設計図面をいくつかご紹介します。
◆◆◆ 拡大読書機 ３Ｄオーダーメイド図面 ◆◆◆
視覚障害の方が、障害者手帳の拡大読書機の給付を受ける際に作った設計図面です。 このように、実際に実物が目の前になくても、3次元図面を用いる事で誤差のない共通言語として共有する事が出来ます
◆◆◆ 訓練機器オーダーメイド設計 ペグ挿し機 ◆◆◆
こちらもリハビリの訓練でよくつかわれる『ペグ』です。ピンチ力の訓練や巧緻動作の訓練でオーダーのご要望があり製作しました
◆◆◆ 訓練機器オーダーメイド設計図面サンディングボード ◆◆◆
サンディングボードは、実際に購入すると30万円くらいするようですが、設計力を生かして、在宅で使われている普通のテーブルに置くように作りました。このように使う材料や寸法、工夫やを調整すると、数万円で作製可能です
◆◆◆ 座位保持装置オーダー設計図面１ ◆◆◆
複雑な骨盤や脊柱の変形には、3次元図面の出番です。視覚的に分かりやすくすることで、納品時の適合不良の失敗を防ぎます
◆◆◆ 座位保持装置オーダー設計図面２ ◆◆◆
右下腿切断へ対応するための座位保持装置図面です。どんなシーティングを施した椅子にも座れなかった対象者がこの椅子であれば長時間安定して座れています。